PS5のコントローラーが勝手に動く?保証と修理費用は?ドリフト現象解決策ガイド

PS5
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PS5でゲームを楽しんでいるときに、PS5のコントローラーが勝手に動く現象があります。

PS5コントローラーが勝手に動く「ドリフト」現象とも言われるのですが、実際に発生してしまうとテンションが下がりますよね…。

この記事では、PS5コントローラーが勝手に動く問題の原因と概要、ドリフトの保証と対処法、さらには修理と自分でできる直し方について、詳しく解説していきます。

専門の修理店の利用から自宅での簡単な修理方法まで、この煩わしい問題に対するあらゆる解決策を提供していきます。


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PS5のコントローラーが勝手に動く問題の原因と概要

まず、PS5のコントローラーが勝手に動いてしまう現象は何なのか?について原因を知っておきましょう。

原因を知らないと、直してもまた同じことが起こってしまう可能性があるので、まず原因を知って、焦らないようにしっかり対処しましょう。




PS5のコントローラーが勝手に動く現象の理解

PS5コントローラーが勝手に動く現象は、ゲームプレイ中にプレイヤーが何も操作していないにも関わらず、画面上のカーソルやキャラクターが自動で動き出すというものです。

この問題は、ゲームプレイの精度を損ない、最悪の場合はゲーム体験全体を台無しにする可能性があります。




なぜPS5のコントローラーは勝手に動くのか?原因を解説

PS5コントローラーの勝手に動く問題の主な原因は、「ジョイスティックドリフト」と呼ばれる現象に関連しています。

このドリフトは、ジョイスティックの摩耗や汚れ、内部の電気的な問題によって生じます。

具体的には、ジョイスティックの使用による物理的な摩耗がセンサーの誤読を引き起こし、コントローラーが入力を受けていると誤認してしまうのです

また、粉塵や汚れが内部に蓄積することで、正確な動きを検出するセンサーの能力が低下することもあります。




PS5のコントローラーが勝手に動く問題とドリフトの違い

「勝手に動く」問題と「ドリフト」は密接に関連していますが、微妙な違いがあります。

ドリフトは、ジョイスティックが中央のニュートラルポジションにあるにも関わらず、入力があると誤認される現象です。

これに対して、「勝手に動く」問題は、このドリフト現象が原因で発生する一例と言えますが、他にもハードウェアの故障やファームウェアの問題など、異なる原因によっても引き起こされる可能性があります。


ドリフト問題は、時間とともにジョイスティックを使用することによる自然な摩耗によって最終的にはほとんどのアナログスティックに発生します。

しかし、特定の製造上の欠陥や品質管理の問題がこれを早期に引き起こすこともあり得ます。



一方で、「勝手に動く」問題はソフトウェアのアップデートで修正する場合もあります。

これは、問題がファームウェアの不具合に起因していることを示しているためです。


PS5コントローラーが勝手に動く問題は複雑で、その原因と解決策は多岐にわたります。

使う側は、問題の正確な原因を特定し、適切な修理や対処法を適用することが重要です。

次からは、この問題に対する具体的な解決策に焦点を当てていきます。



PS5コントローラードリフトの保証と対処法

PS5のコントローラーが勝手に動く現象で多いドリフト問題。

そのドリフト問題に対する保証内容、保証期間外の修理オプション、そして保証書がない場合の対処法について詳細に説明していきますね。




PS5コントローラーの保証期間とは?

PS5に対する公式の保証期間は、購入から1年間です。

この期間内にドリフト問題やその他の製造上の欠陥が発生した場合、メーカーは無料で修理または交換を提供することが一般的です。

保証を利用するためには、購入証明書や保証書が必要になるので、購入時の書類は大切に保管しておくことが重要です。



ゲオなど販売店の修理延長保証

ゲオなどの販売店でPS5を購入した場合、購入時に「延長保証サービス」を勧められることがあると思います。

これは、メーカーの保証期間を延長してくれるサービスです。

ゲオであれば、PS5の延長保証は4,400円で+2年間保証延長してくれるので、メーカー保証と合わせて3年間保証を受けられます。

後術しますが、PS5の有償修理は結構な費用が発生するので、万が一に備えて加入しておくのも安心です。





保証期間外でも安心!PS5コントローラーの修理オプション

保証期間が終了した後にドリフト問題が発生した場合でも、いくつかの修理オプションが存在します。

メーカー自身による有料修理サービスが基本となりますが、料金は修理の内容によって異なります。

(修理費用は後術します)


また、ゲーム機専門の修理店や、オンラインで見つけることができる修理キットを利用することも可能です。

修理店を利用する場合は、事前に評判や修理費用を確認しましょう。

修理キットを選ぶ場合は、自分で修理できるという、技術に自信がある場合に限られます。



保証期間外でのPS5の修理費用は?

保証期間外で、メーカーでの有償修理になった場合、どれくらいの費用がかかるのかを公式に発表されている情報を元に以下に記載しますので参考にしてみてください。



PS5のオンライン修理費用

修理内容費用(税込)
外装部品の交換11,000円
電源ブロックの交換13,200円
メイン基板の交換36,300円(デジタル・エディションは35,750円)
ディスク読取 / 駆動ブロックの修理 / 交換13,200円
DualSense ワイヤレスコントローラーの修理 / 交換7,480円
※引用元:PlayStationサポート
※2024年2月28日時点情報


PS5のオンライン修理以外での費用

修理内容費用(税込)
外装部品の交換11,550円
電源ブロックの交換14,300円
メイン基板の交換38,500円(デジタル・エディションは37,950円)
ディスク読取 / 駆動ブロックの修理 / 交換13,200円
DualSense ワイヤレスコントローラーの修理 / 交換7,480円
※引用元:PlayStationサポート
※2024年2月28日時点情報



有償での修理となると、コントローラーの修理だけでも結構な費用になります。

また、修理に出すと手元に戻るまでに1週間以上はかかると予想されるので、それまでPS5が触れないことを考えると、新しくコントローラーを購入するのも一つの選択肢です。

※公式では「修理品到着後 数日〜7 日」の日数がかかるとされています。

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保証書なしでも大丈夫?修理サービスの活用法

保証書を失くした場合でも、PS5コントローラーの修理は可能です。

多くの場合、購入証明としてのレシートクレジットカードの明細があれば、保証期間内であれば修理を受けられる可能性があります。

保証期間外であれば、前述した有料修理サービスや修理キット、修理店を利用することになりますが、保証書の有無は影響しません。



メーカー以外の修理専門店の修理費用

PlayStation公式以外の修理専門店を利用する場合、保証書の有無は関係ありません。

修理費用は各専門店によって異なりますが、メリットとしては、メーカーよりも修理費用が安くなることがほとんどです。

ただし、デメリットとしては、「信用できるかわからない」「修理の技術力」「返送までの期間」など不透明なことが多いということ。

そのため、公式以外の修理専門店に依頼する時は、必ず口コミや修理事例、利用者の声など、実際に利用した人の感想を参考にして決めてください。

公式以外の修理専門店でのPS5のコントローラーの修理に関しての費用を参考程度に記載しておきます。


【PS5のコントローラー修理費用】

修理業者費用(税込)
PlayStationDR3,000円+送料
※費用はホームページに記載があった価格です。実際の費用は見積もりで確認してください。





PS5コントローラーの修理と自分でできる直し方

PS5のコントローラーが勝手に動く「ドリフト現象」の保証や修理について解説してきましたが、修理に出す前に自分自身で直せるか試す方法もあります。

まずは自分で試してみて、直らない場合は修理に出す、という流れが良いです。

意外と改善することもあるので、まずは以下を試してみてください。




PS5コントローラードリフトのトラブルシューティング

PS5コントローラーのドリフト問題は、自宅で基本的なトラブルシューティングを試みることで、一時的にでも改善することが可能です。

PlayStationサポートでコントローラーのトラブルシューティングが公開されていますので、まずはそちらを試してみてください。

PlayStationサポート トラブルシューティングはこちら


ワイヤレスコントローラーをリセット

まずワイヤレスコントローラーをリセットして、不具合が直るか確認してみてください。


ワイヤレスコントローラーリセット方法

①PS5の電源をオフにする

②コントローラー裏のリセットボタンを確認


③リセットボタンを爪楊枝など、先が細いもので押す

④コントローラーをケーブルに繋いでPS5に繋ぎ、PSボタンを押す



ソフトウェアを最新バージョンに更新

コントローラーをリセットしても改善がされない場合、コントローラーのソフトウェアを最新にアップデートしてみてください。


ソフトウェアアップデート手順

①PS5の電源をオン

②「設定」→「周辺機器」 を押す


③「コントローラー」→「DualSense Edge ワイヤレスコントローラーのデバイスソフトウェア」を確認


④最新版でない場合はアップデートする




PS5コントローラーの汚れやほこりの清掃

ジョイスティック周りの汚れやほこりを清掃することも、問題の解決に役立つ場合があるので、定期的に実施することも大事です。

エアダスターやハンディクリーナーなどを使って、ゴミやほこりを掃除することでコントローラーを清潔に保つことができます。

私は常備していて、定期的に清掃しています。


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PS5修理キットで修理する

PS5のコントローラーの修理キットが販売されていることを知っていますか?

Amazonや楽天で自宅で直せる修理キットが販売されています。

スティックとアナログキャップも付属しているので、格安で修理することが可能。

ただし、これは修理に自信がある人であれば問題ないのですが、そうでない場合は個人的にはおすすめしません。

修理するつもりが、余計に故障させてしまうことになりかねません…。


 



PS5コントローラーの修理保険について

PS5を長く利用している、もしくは頻繁に利用していると、コントローラーに不具合は出てしまいますし、本体が不調になる可能性もあります。

その都度修理に出したり、新しく購入するのもいいのですが、保証が切れてしまうと、どちらにしても大きな費用がかかり、急な出費になります。

そんな時におすすめなのが「保険」です。

その中で、東京ゲームショーにも出展していた「モバイル保険」というサービスがあります。



「モバイル保険」という名称ですが、注目すべきは「日本国内で販売されたメーカー純正の無線通信機器が補償対象」ということ。

つまり、スマホなどのモバイル機器だけでなく、ノートパソコンやゲーム機も対象になるということなのです。




保険料は月額700円補償対象が3台まで。年間上限10万円までの補償。

つまり、「スマホ、PS5本体、ワイヤレスコントローラー」などのように、3台保証登録しておけば、年間合計10万円を上限として、修理にかかった費用を補償してもらえます。


モバイル保険
月額700円(非課税)
補償対象日本国内で販売されたメーカー純正の無線通信機器が補償対象。スマホやタブレット、ワイヤレスイヤホン、ノートパソコン、ゲーム機など、Wi-FiやBluetoothにつながる機器全般
補償台数主端末1台、副端末2台
加入条件・新規取得した日から1年未満のもの
・新規取得した日から1年以上であってもメーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態のもの
修理範囲表示装置、フレーム、マイク、スピーカー、カメラ、操作ボタン、コネクタ、バイブレータ等の通信端末本体の機能に対する修理
補償期間保険料を支払っている限り永久補償
補償限度額以下合わせて年間10万円まで。
・主端末:最大10万円
・副端末(2台合わせて):最大3万円


一見、PS5のコントローラーは付属品では?という疑問もあるかもしれませんが、コントローラーはBluetoothでワイヤレスで接続できる機器なので、メーカー修理を受けれるものであれば、補償対象となります。

加入条件は新規取得した日から1年未満となりますので、PS5を購入して1年未満で加入、もしくは、純正のコントローラーを新しく購入して加入しておけば、いざという時に助かります。

実際にモバイル保険のブログで、コントローラーも対象という記事があります。



ポイント

補償対象が3台まで、というのがポイント。保険料は月額700円ですが、スマホやPS5、コントローラーなど、別々に保険に入るわけではないです。万が一、故障した場合に急な出費になってしまうので、備えておけばとても助かります。




まとめ:PS5のコントローラーが勝手に動く?保証と修理費用は?解決ガイド

PS5のコントローラーは使っていれば、そのうち勝手に動くドリフト現象が発生し始めます。

今回の記事では、故障した時の補償や修理に関して、また、それ以外の対応について解説してきました。

新しく購入するにしても、修理にしても、急な出費になることは変わりませんので、保証期間延長や保険なども考慮しておくと安心です。

最後に、本記事の重要ポイントをまとめます。

重要ポイントまとめ
  • PS5のコントローラーが勝手に動くのは摩耗や汚れ、内部の電気的な問題で発生する
  • 「勝手に動く」と「ドリフト現象」には微妙な違いがある
  • ソフトウェアのアップデートで改善する場合もある
  • 保証は購入から1年間
  • 保証を受ける場合は保証書や購入証明書が必要
  • レシートやクレジットカード明細でも保証を受けれる可能性がある
  • 修理専門店は安いが、デメリットもある
  • トラブルシューティングで改善することもある
  • 普段からの清掃も大事
  • 修理キットも販売されているが、自信がなければおすすめしない
  • いざというときのために保険加入も考えておく
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