PS5を購入する際、デジタルエディションが通常版に比べ安いので、デジタルエディションの購入を検討されている人もいるかと思います。
ただ、「PS5 デジタルエディションを買ってはいけない」と聞いたりしたことはありませんか?
また、以下のような不安もありませんか?

買った後に「通常版にすればよかった…」と後悔したくないな・・・

デジタルエディションは通常版より安いけど、何が違うの?
実際に、「通常版より安いから」と何も考えずにPS5 デジタルエディションを購入してしまうと、購入したことを後悔してしまうことに繋がります。
今回の記事では、後悔しないために、PS5購入前に知ってもらいたいPS5通常版とPS5デジタルエディションの違いについて解説していきます。
特に、PS5 デジタルエディションを買ってはいけない人もいるので、デジタルエディションを検討している場合は購入前に必ずお読みください。
PS5通常版とデジタルエディションの違い
PS5 デジタルエディションを検討している場合、必ず通常版と何が違うのかを比較しておきましょう。
この比較ができていないと、安易に「安い」という価格のみで判断してしまいがちです。
PS5通常版とデジタルエディションの比較
わかりやすいように比較表を作成してますので、ぜひ参考にしてください。
追記:※2024年9月値上げ
機種 | (旧)PS5 通常版 | (新)PS5 通常版 | (旧)PS5 デジタルエディション | (新)PS5 デジタルエディション |
価格 | 60,478円(税込) | 79,980円(税込) | 49,478円(税込) | 72,980円(税込) |
ディスクドライブ搭載 | ○ | ○ | × | ×(別購入で搭載可能) |
対応ゲームソフト | ディスク ダウンロード | ディスク ダウンロード | ダウンロード | ダウンロード |
容量 | 825GB SSD | 1TB SSD | 825GB SSD | 1TB SSD |
重量 | 約4.5kg | 約3.2kg | 約3.9kg | 約2.6kg |
型番 | CFI-1200A01 | CFI-2000A01 | CFI-1200B01 | CFI-2000B01 |
インターネット接続 | 任意 | 任意 | 必須 | 必須 |
※2024年9月に値上げされたため、料金を反映しました。
※(旧)→旧型 (新)→新型 の意味です。
【新型PS5 通常版】


【新型PS5 デジタルエディション】
※2024年4月3日現在、ワイヤレスコントローラーダブルパックのみ在庫あり。


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基本的に今PS5を購入するとなると、新型PS5になるかと思います。
旧型に比べ、保存容量も825GB➡︎1TBに増えましたし、重量も小さくなり、旧型と比べて薄く軽くなりました。
そしてデジタルエディションと通常版の決定的に違う点は「ディスクドライブ搭載」の有無です。
これらを一つずつ詳しく解説していきます。
ディスクドライブ搭載の有無
PS5通常版はデイスクドライブが搭載されていますが、デジタルエディションにはディスクドライブがありません。
そのため、デジタルエディションではパッケージ版(ディスク)のソフトが入れることができない、またBlu-rayやDVDも入れることができません。
つまり、デジタルエディションでゲームソフトを購入する際は、PlayStation Store(以降PS Store)からダウンロード版を購入する必要がありますので、インターネット接続は必須です。
家電量販店やゲオなどのゲームソフト販売店では購入できなくなるので、パッケージ版(ディスク)の新品ソフトや中古ソフトを購入したい人、ゲームをクリアした後に買取をおこないたい人はデジタルエディションは購入してはいけないです。
ただし、新型のデジタルエディションはディスクドライブが別売りで販売されていますので、「デジタルエディションを購入したけど、通常版にすればよかった…」と後悔したら、後からディスクドライブを搭載することが可能です。
※旧型のデジタルエディションは搭載不可。

ディスクドライブが必要か不必要かの判断については、以下の記事でより詳細をまとめています。
価格も大事ですが、一番重要なのはPS5の利用シーンです。
対応ゲームソフト
PS5 通常版はパッケージ版(ディスク)でも、ダウンロード版でも、どちらでもゲームを購入できますが、デジタルエディションはダウンロード版のみです。
そのため、後術しますが、基本的に新作ゲームは定価での購入、安く購入したい場合はPS Storeのセールを狙うしかありません。
※詳しくはこちら→ゲームソフトの購入価格について
容量の圧迫
容量に関してはPS5通常版もデジタルエディションも変わらないのですが、実はここに落とし穴があります。
デジタルエディションはゲームソフトをダウンロードしなければならないので、購入したゲームは自動的にPS5本体に保存されます。
PS5はゲームのクオリティが格段に上がっているので、1つのゲームで100GBを超えるものも多くあります。
つまり、デジタルエディションの場合、ゲームを購入するごとに本体容量が圧迫されるので、すぐに容量不足に繋がるのです。
新しいゲームを購入しても「容量不足のエラー」でダウンロードできないこともしばしば。
その都度、やらなくなったゲームをPS本体から削除し、容量を増やす手間があります。
(本体から削除するといっても、一度購入したゲームはPS Storeから再ダウンロードできます。)
通常版はパッケージ版(ディスク)を利用すれば容量は減りません。
どうしても本体から削除したくない場合は、外付けSSDを用意して保存容量を拡張させることが可能です。
外付けSSDは容量やメーカーによって価格が変わってくるので、どれが良いと一概には言えませんが、個人的には2TBあれば当面は大丈夫かな、と思っています。
参考程度にFF7リバースコラボ記念のものがありますので紹介しておきますね。

インターネット接続は必須
PS5 デジタルエディションはインターネット接続必須です。
PS Storeでゲーム購入することになるので、インターネットに接続しないと、ゲームの購入もできないし、ダウンロードもできません。
PS5通常版はパッケージ(ディスク)購入すれば、ディスクを入れればゲームはできるのでインターネット接続は任意です。
ただし、最近はオンラインゲームが流行っているので、オンラインゲームをするためには通常版でもデジタルエディションでもインターネット接続は必須です。
PS5通常版とデジタルエディションの注意点
PS5通常版とデジタルエディションの注意点を2点解説します。
PS4ソフトのアップグレードについて
PS5通常版とデジタルエディションでの注意点としては、PS4 ソフトのアップグレードに関してです。
PS4で発売されたゲームによっては、PS5版として無料、もしくは割引価格でダウンロードできます。
ただし、PS4のゲームをパッケージ版(ディスク)で持っている場合はPS5にディスクを挿入してアップグレードする必要があるのです。
そのため、PS5 デジタルエディションを購入した場合、PS4のパッケージ版(ディスク)をPS5版としてアップグレードしたくてもできない、ということになります。
デジタルエディションを購入したけどPS4のパッケージ版(ディスク)をアップグレードしたい場合は、前述した別売りのディスクドライブを購入して拡張するしかありません。※新型PS5の場合のみ。
ただ、それなら最初から通常版を購入しておく方が良いですよね。
意外と知らない人が多いので注意が必要です。
ゲームソフトの購入価格について
ゲームソフトの購入価格についても注意が必要です。
新作ゲームが発売された際、通常版であればパッケージ(ディスク)版でもダウンロード版でも購入することが可能です。
デジタルエディションはダウンロード版のみ。
基本的に店売りのパッケージ(ディスク)版は、新作でも定価より安く販売されていることが多いですが、PS Storeからダウンロードで購入する場合は定価での購入になります。
そのため、ダウンロード版でソフトを安く購入しようとする場合は、PS Storeで定期的に開催されている「80%OFF SALE」「SPRING SALE」などのセールを狙うことになります。
しかし、狙ってるゲームがSALEになっていない場合は定価での購入か、SALEになるまで待つしかありません。
PS5 デジタルエディションを買ってはいけない人
PS5通常版とデジタルエディションの違いや注意点を解説してきましたが、ここでPS5 デジタルエディションを買ってはいけない人をまとめました。
以下に当てはまる人はデジタルエディションではなく、通常版を購入する方が良いです。
- パッケージ版(ディスク)でソフトを購入する
- PS4のパッケージ版(ディスク)をプレイしたい
- PS4のパッケージ版(ディスク)をアップグレードしたい
- Blu-ray視聴にもPS5を利用したい
- 店舗特典が欲しい
- ソフトの中古買取、中古購入などしたい
- インターネット回線がない
- 頻繁に新しいゲームを買う
パッケージ版(ディスク)でソフトを購入する
ゲームをパッケージ版(ディスク)で購入する人はデジタルエディションを購入してはいけません。
そもそもディスクを入れることができないので、ゲームができないです。
新型PS5のデジタルエディションであれば、別売りのディスクドライブを購入して搭載できますが、それなら最初から通常版を購入しておくほうが良いです。
PS4のパッケージ版(ディスク)をプレイしたい
PS4のパッケージ版(ディスク)をPS5でプレイしたい人もデジタルエディションを購入してはいけません。
ディスクが入らないので、プレイできません。
PS4のパッケージ版(ディスク)をアップグレードしたい
PS4のパッケージ版(ディスク)をPS5版にアップグレードしたい人もデジタルエディションを購入してはいけません。
PS4のパッケージ版(ディスク)はディスクを挿入して、PS5版をダウンロードする必要がありますので、ディスクが入らないデジタルエディションではアップグレードができないです。
Blu-ray視聴にもPS5を利用したい
ゲームだけでなく、Blu-rayやDVDをPS5で視聴したい人も購入してはいけません。
ディスクが入らないので視聴できないです。
店舗特典が欲しい人
ゲームの予約特典など、お店で予約しないと貰えないものがあります。
そういった場合はパッケージ版(ディスク)での購入が必要になりますので、デジタルエディションの場合は、お店の特典は諦めるしかないです。
ソフトの中古買取、中古購入などしたい
ゲームソフトの中古買取や、中古ソフトの購入をする人はパッケージ版(ディスク)での買取、購入になるので、デジタルエディションは購入してはいけません。
インターネット回線がない
インターネット回線がない人はデジタルエディションはおすすめしません。
デジタルエディションはPS Storeからソフトを購入してダウンロードするので、オンライン完結です。
そのためインターネット接続は必須。
スマホのテザリングを利用してWi-Fi接続もできますが、ダウンロードに時間がかかるため、おすすめしません。
頻繁に新しいゲームを買う
頻繁にゲームを購入する人にも、個人的にはデジタルエディションはおすすめしません。
容量がすぐに圧迫され、都度ゲームを削除する必要が出てきます。
デジタルエディションで頻繁にゲームを購入する場合は、外付けのSSDなど必須だと個人的に思っています。
PS5の通常版であれば、パッケージ版(ディスク)も併用しながら容量を節約できます。
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PS5デジタルエディションを買ってよかったと思える人
逆にPS5 デジタルエディションを買ってよかったと思える人についても解説していきます。
ちなみに、私は旧型のPS5 デジタルエディションを購入してゲームを楽しんでいます。
私と同じように以下に当てはまる人はPS5の価格も通常版よりも安いので、デジタルエディションを買ってよかったと思えます。
※インターネット接続前提です。
- ダウンロードでしかソフトを買わない
- 頻繁にゲームを買わない
- 特典はいらない
- ゲーム専用として使う
- VODの視聴がメイン
ダウンロードでしかソフトを買わない
ダウンロード版でしかゲームを購入しない人はデジタルエディションで問題ないです。
私の場合、パッケージ版(ディスク)は置く場所に困るので買っていません。
PS Storeから購入し、ダウンロードすればゲームができるので、お店に行く手間もないですし、PS4で遊んでいた時からダウンロードでしか購入していません。
頻繁にゲームを買わない
頻繁にゲームを買わない人もデジタルエディションで良いと思っています。
理由は容量の問題。
デジタルエディションはダウンロードでしかゲームを購入できないので、どうしても容量が圧迫されがち。
頻繁にゲームを購入する場合は外付けSSDは必須ですが、そうでない場合は容量が圧迫されることはあまりないです。
容量が足りなくなったらプレイしないゲームをPS5本体から削除する必要は出てきますが、頻繁にゲームを買うわけではないのでたまに削除作業があるくらいです。
特典はいらない
予約特典など、パッケージ版(ディスク)でしか付かない特典もあります。
こういった特典に興味がない人はデジタルエディションで問題ないです。
ゲーム専用として使う
PS5をゲーム専用として利用する場合も特に通常版にこだわる必要はありません。
デジタルエディションはBlu-rayやDVDは見れないですが、ゲーム専用と割り切っているなら問題ないです。
VODの視聴がメイン
PS5 デジタルエディションはディスクが入らないので、Blu-rayやDVDは視聴できませんが、VOD(ビデオオンデマンド)の視聴はできます。

そのため、Amazonプライムビデオ、Netflix、U-NEXTなどのVODを視聴がメインの方は問題なく視聴できるので、通常版にこだわる必要はないです。
YouTubeも視聴できます。
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PS5 デジタルエディションを買って後悔しないために
PS5 デジタルエディションを買って後悔しないために、今回の記事を参考にしていただき、デジタルエディションで「できること」「できないこと」をしっかり確認して、あなたがどのように利用するかを考えて購入するのが良いです。
ただ繰り返しになりますが、新型PS5であればデジタルエディションを購入しても、後からディスクドライブを購入して搭載することができます。
私は旧型のデジタルエディションなので無理ですが(笑)
迷ったら「通常版」をおすすめします。
迷うということは、「パッケージ版(ディスク)を買うことがあるかもしれない」「Blu-rayやDVDを観ることもあるかもしれない」など、デジタルエディションでできないことを心配しているということです。
それなら最初から通常版を購入するほうが良いです。
価格は約1万円上がってしまいますが、後から後悔するくらいならケチらないほうが良いです。
私の場合は最初からデジタルエディションでできないことに納得して購入しましたので、後悔もありませんし、快適にゲームライフを楽しんでいます。
まとめ:PS5 デジタルエディションを買ってはいけない
PS5 デジタルエディションを買ってはいけないかどうかは、その人の利用方法によります。
デジタルエディションで「できること」「できないこと」を把握し、納得した上で購入するのであれば、買っても問題ありません。
最後に、ここまで解説してきたPS5 デジタルエディションで「できること」「できないこと」をまとめます。
- ダウンロード版でゲームプレイ
- PS4 ダウンロード版をプレイ
- PS4 ダウンロード版のアップグレード
- VODの視聴
- パッケージ版(ディスク)でゲームプレイ
- PS4のパッケージ版(ディスク)をプレイ
- PS4のパッケージ版(ディスク)をアップグレード
- Blu-ray、DVD視聴
- ソフトの中古買取、中古購入
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