カメムシを家の中で見失った!おびき寄せる対策と3つの退治方法!

豆知識
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こんな経験ありませんか?
「カメムシが家の中に入ってる!あれ?どこに行ったんだろう..?」

ブーンという羽音がして飛んでるのを見かけても急にどこに行ったのかわからない。無視もしたくないし気になって他のことが手に付かない。

大丈夫です。

この記事ではカメムシを家の中で見失った時の対処法とそもそもカメムシを家の中に入れないための事前対策について解説していきます。


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見失った原因とは?カメムシ対策はまず原因を把握することから

カメムシを家の中で見失うのはなぜか?そしてなぜカメムシが家の中に入ってくるのか?

その原因を知ることが解決への第一歩です。一体なぜカメムシが家に現れ、見失ってしまうのでしょうか?

カメムシを家の中で見失う原因と潜む場所

まずカメムシを家の中で見失ってしまう原因とカメムシが好む場所を把握しておきましょう。カメムシを見失う2つの原因を解説します。

カメムシの習性

カメムシは白いものや明るい光が好きで、ポカポカと温かい場所を好みます。

そのため、光を発しているもの(電灯など)の周りを飛んでいたり、その近くに張り付いていることが多いです。

洗濯物に付着するのもこの習性が原因です。特に白いシャツやタオルにはよくついていることがあります。

窓を通して外から部屋に入ってくるのも電気の光や、暖房などで暖かくなっている場所だからです。

ただ、カメムシは夜行性なので暗闇でも動けます。さっきまで電灯の周りを飛んでいたかと思えば、急に暗く狭い隙間に入りこんでしまうこともあるのです。

それが見失ってしまう原因の一つです。


小さく、背景に同化する

カメムシは茶色や黒っぽい地味な色が多いです。しかも体長が約1cm~2cm程度と小さいので背景が暗めの場所に張り付くと色が同化してわかりにくい場合があります。

色と同化したような状態だとサッと見ただけではわかりにくいのです。

以下にカメムシが隠れる可能性が高い場所を記載します。

カメムシの隠れ場所
  • 壁や天井に張り付いている(背景に同化)
  • クローゼットや本棚の隙間
  • カーテンの裏や布団
  • 照明の裏、光を発している機器の裏
  • エアコン、換気扇の空気孔


おびき寄せて捕獲するテクニック:カメムシを家の中で見失ったら?

カメムシが隠れていそうな場所が分かっても、探し続けるのは面倒ですよね…。あちこち探したり、目を凝らして見たり。

なので家の中で見失ったカメムシをおびき寄せ捕獲するためのテクニックをご紹介します。


光を利用しておびき寄せペットボトルで捕獲

カメムシは白いものや明るい光を好むので、ライトでおびき寄せることができます。

そして、ペットボトルを使用すれば捕獲することも可能です。

実際にX(Twitter)で投稿してくださっている方がいますので、参考として紹介させていただきます。

まず、部屋の電気を消し、ライトのみ照らします。ライトは光るものであれば何でも大丈夫ですが、LEDライトは紫外線量が少ないため寄ってきにくくなります。

そのライトの近くにペットボトルを配置します。ペットボトルは飲み口から適当な場所で切断し、逆さまにするだけです。

近くにライトを置いているので、おびき出されたカメムシが光を求めてペットボトルの中に入り、捕獲完了です。


カメムシの好む香りでおびき寄せる

実はカメムシには好きな香りがあります。

それは「フローラル系の甘い香り」。

その香りを嗅ぐと「エサが近くにある!」と勘違いするのです。

見失ってしまったらアロマや香りが強い花などを置いてみるとカメムシが近寄ってくることがあります。

ただ個人的にはライトを利用するほうが効果的だとは思うので、もし「フローラル系の甘い香り」がするものを持っていれば試してみてもいいと思います。


カメムシを家の中に入れない対策

カメムシが家の中に入ってきてしまった後では、捕獲をして外に出したり、カメムシを駆除しなければどうしようもありませんが、そもそも外から家の中に入れないことが大事です。

寒い時期になると毎年カメムシが家の中に入ってきてしまうとわかっている場合は事前にしっかり対策をしておきましょう。

対策のポイントは、部屋を綺麗にしておくこと侵入防止の忌避(きひ)効果」があるものを使うことです。

カメムシに忌避(きひ)効果のある侵入防止剤として「スプレー型」「吊るす型」があります。

侵入防止のためだけであれば、殺虫成分は不使用天然由来成分のみ使用しているものを選ぶ方が体への害は少なく、子供やペットにも安心です。


部屋を綺麗に掃除することを心がける

食べ物が放置されていたり、掃除が不十分なこともカメムシが家の中に入ってくる原因の一つです。

食べカスやゴミ、食べ物の匂いがあると、カメムシが引き寄せられる可能性が高まります。


スプレー型の侵入防止剤

スプレー型の侵入防止剤は吹きかけておくだけでカメムシを近寄りにくくします。

窓枠、網戸、通気口、ドレンホース、洗濯物に吹きかければカメムシが近寄らなくなるので、カメムシの侵入を減らすことが可能です。


吊るす型の侵入防止剤

吊るす型の侵入防止剤はその名の通り、吊るしておく、もしくは置いておくだけでカメムシの嫌いなハッカの香りで近寄りにくくします。

スプレーをいろんな物に吹きかけることに抵抗がある場合はこちらがオススメです。

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※注意

絶対にカメムシが家に入らなくなる、というわけではありません。カメムシを近寄りにくくするものです。




家の中に入ってきたカメムシを退治!捕獲方法!殺虫剤は効かない?

カメムシが家の中に入っているのを見つけた場合、どうしますか?

当然放置はしたくないので、捕獲して外に出そうと考える人もいるかと思います。ただ捕獲するといってもカメムシは強烈な臭いを発するのでティッシュで掴んで外に出しても手に臭いがついてしまいます….

また、「虫は苦手なので捕獲は無理!殺虫剤で退治したい」という人もいると思います。その場合、市販の殺虫剤はカメムシに効果があるのか?

捕獲方法殺虫剤について解説していきますね!


家の中に入ってきたカメムシを捕獲する方法

カメムシの攻撃は強烈な悪臭です。カメムシは自分の身に危険が迫っている時に悪臭を発して攻撃してきます。

そのため、ティッシュなどで掴んで外に出しても悪臭が手にこびり付いてしまうことになるんです…

そうならないためにカメムシを捕獲する場合、ペットボトルカメムシ捕獲用品を利用すれば簡単に捕獲できます。


ペットボトルでカメムシを捕獲

ペットボトルの利用は前述したライトでおびき寄せて捕まえる方法もありますし、止まっているカメムシに近づいてペットボトルで捕獲する方法もあります。

実際に実践しているX(twitter)での投稿が動画付きでありますのでご覧ください。

ペットボトルを飲み口から1/3くらい切断し、飲み口を逆さにしてセロテープで合体させれば完成です。

なぜこれだけでカメムシがペットボトルに入るのか?

実はカメムシは危険が迫っていると感じると下に落ちようとします。その習性を利用しているのです。

※注意

カメムシは危険が迫ると悪臭を発するので、ペットボトルの中や止まっている場所に臭いが残ります。


カメムシ捕獲用品を利用する

カメムシを捕獲する捕獲器もあります。

これはカメムシに近寄らなくてもカメムシを捕獲できるもので、専用粘着シートがついた長さ90cmの棒を伸ばしてカメムシを捕獲できます。

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虫が苦手で極力カメムシに近寄りたくない人にはオススメです。



カメムシは殺虫剤で退治できる?効かない?


カメムシに市販の殺虫剤は効果あるのでしょうか?

結論は効かないわけではない。です。

あいまいですが、「効果があった」という口コミもあれば「効果がなかった」という口コミもあります。どれくらい殺虫剤を噴射したかにもよりますし、もしかするとカメムシは他の害虫よりも耐性があるのかもしれません。

ただ市販の殺虫剤をカメムシに噴射し効果がる場合でも、カメムシは危険を感じるので噴射してからノックダウンするまで悪臭を出し続けます。

そのため、カメムシ退治をするのであれば市販の殺虫剤ではなく、カメムシ専用の殺虫剤を使用した方が良いです。

カメムシ専用の殺虫剤は「専用」ということだけあって即効性があります。噴射したらカメムシはすぐにノックダウンします。悪臭を放つ前に退治できるというわけです。


カメムシは家の中で繁殖する?

カメムシを家の中で放置してしまうと家の中で繁殖する危険があります。

家に入ったカメムシが外に出ることなく、家にとどまってしまったら家の中で産卵します。カメムシの産卵時期は5月下旬から8月中旬。卵は10個~100個と多く産みます。1〜2週間で孵化し、たった1 ヶ月程度で成虫になります。

そして秋になり、寒くなってくるとカメムシが活発になるので、気がつけば大量発生…ということになってしまうのです。

ですので、カメムシを家の中に入らせないように注意し、家の中で見つけたら放置せずに捕獲するか、殺虫剤で退治するなどをする必要があります。


カメムシの悪臭をとる方法

カメムシの悪臭はなかなか取れないですよね。普通に手を洗っただけでは取れないことがほとんどです。

カメムシの匂いは親油性の物質なので、油で溶けやすく、水に溶けにくいのです。

そのため、オリーブオイルやサラダ油で手をこすった後で石鹸などで手を洗うと効果的です。

またカメムシの匂いの発生源(家具など)がわかっている場合は中性洗剤を使って拭き取るなどができます。洗濯物に匂いがついている場合は柔軟剤など界面活性剤入りの洗剤で洗うと匂いは取りやすいです。

カメムシの匂いを分解、除菌してくれるスプレーもあります。

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まとめ

この記事では、カメムシを家の中で見失った場合の「おびき寄せ方」「退治の方法」と「家の中に入れさせない方法」を解説してきました。

寒い時期になってくるとどうしても発生してしまうカメムシ。

この記事を参考にぜひ対策をしてみてください。

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