PS5でゲームを遊んでいる時、「あれ?充電のケーブル挿してるけど、充電できない!」という経験はありませんか?
私は経験があり、充電できずにコントローラーが操作できなくなって困ったことがあります。
PS5のコントローラーが充電できないのは接触不良が原因になることが多いです。
今回の記事では、PS5のコントローラーが充電できない接触不良問題とその解決策、また、私が実施していた応急措置を解説していきます。
PS5 コントローラーの充電できない問題を解決する
PS5のコントローラーが充電できない問題は、PS5で頻繁に遊んでいる人ほど経験する人は多いと思います。
実際に私も充電できずにPS5で遊べない状態になりました。
ここでは、充電しながらプレイできない問題、オレンジライトがすぐ消える問題、そして充電できない問題に対する原因と対処法を詳しく解説します。
私の経験による応急措置については後術しますが、気になる場合はこちらをご覧ください。
充電しながらプレイできない原因と対処法
PS5のコントローラーで充電できずにゲームがプレイできない原因と対処方法についてまずは解説します。
原因
PS5 コントローラーが充電しながらプレイできない一番の原因は、使用しているUSBケーブルやコントローラーの充電ポートの問題で接触不良が発生していることが多いです。
また、コントローラー内部のバッテリーが劣化している場合もあります。
対処方法
1:USBケーブルと充電ポートの接触不良チェック
異なるUSBケーブルを使用して、問題がケーブルなのか、コントローラーが問題なのか、切り分けをおこなってください。
異なるUSBケーブルを挿しても問題が解決しない場合は、コントローラーに問題がある可能性が大きいので、コントローラーをリセットしてみてください。
(コントローラーのリセット方法はこちら)
リセットしても解決しない場合は、コントローラーの充電ポートが故障している可能性があるので、修理を依頼するか、もしくは買い替える、充電スタンドを利用して充電することが必要になります。
2:バッテリー状態の確認
充電はできているのに、バッテリーがすぐになくなるため、充電できていないと勘違いしてしまうケースもあります。
まず、充電中のアイコンを確認し、充電できているのにバッテリーがすぐなくなってしまう場合は、バッテリーの劣化が原因となります。
そのため、修理やバッテリー交換、新しいコントローラーへの買い替えが必要です。
※画像は充電中のアイコン

コントローラーのオレンジライトがすぐ消える理由
PS5のコントローラーをレストモードで充電すると、オレンジライトがゆっくり付いたり、消えたりを繰り返します。
オレンジライトの意味は「バッテリーの充電中」という意味です。
ただ、オレンジライトが付いてすぐ消えることもあるのですが、どういった原因でオレンジライトがすぐ消えるのか、そしてその対処方法を解説します。
原因
レストモードでコントローラーを充電している時に、オレンジライトがすぐ消えるのは、
- 満充電
- 充電できていない
上記のどちらかに該当します。
満充電なら問題ないのですが、充電できていない場合、レストモードの設定を確認し、レストモード時でも充電できる設定になっているかを確認する必要があります。
対処方法
レストモードでPS5のコントローラーを充電する時に、オレンジライトがすぐ消える場合は、まずはレストモードの設定を確認して、「レストモード中でもUSB端子に給電する設定」をしておく必要があります。

①PS5を起動し、「設定」→「システム」を選択。

②「省電力」の中の「レストモード中に使う機能」を選択。

③「USB端子に給電する」を選択。

④「3時間」もしくは「常に」を選択。
※3時間を選んだ場合は、レストモード中に3時間だけコントローラを充電します。
レストモードの設定は問題ないのに、オレンジライトがすぐ消えて充電できない場合は、USBケーブルに異常があるか、コントローラーの充電ポートに異常がある可能性があります。
なぜPS5のコントローラーが充電されないのか?
ここまで解説してきたように、PS5のコントローラーが充電されない原因は、USBケーブルの異常やコントローラーの充電ポートの異常による接触不良、また、レストモードの設定によるものが多いです。
ただ、それだけではなく、他にもファームウェアの問題によるものもあるので、PS5のシステムウェアが最新でない場合はアップデートすると改善することもあります。
- 全ての接続をチェック:使用しているケーブルとポートが正常であることを確認してください。可能であれば、他のデバイスでケーブルをテストしてみてください。
- バッテリーの状態を確認:コントローラーのバッテリーが末期状態にある場合、交換が必要です。これは通常、専門のサポートを必要とします。
- ファームウェアの更新:PS5本体のシステムソフトウェアが最新であることを確認してください。時には、システムの更新がコントローラーの問題を解決することがあります。
- レストモードの設定確認:レストモード中に充電できない場合は、レストモードの設定を確認してください。
PS5のコントローラーを充電する効果的な方法
PS5のコントローラーを充電するとき、USBケーブルをコントローラーから抜き差しするので、これを繰り返していくと、どうしても接触不良が発生してしまいます。
ただ、適切な充電方法を採用することで、コントローラーの寿命を延ばし、最適なパフォーマンスを確保することができます。
ここでは、Type-Cケーブルの活用方法、そして長時間充電に関する懸念と対策について詳しく解説します。
コントローラー充電のためのType-Cの活用方法
PS5のUSBケーブルはType-Cケーブルです。
Type-Cのケーブルは、高速充電、ケーブルの向きを気にせず挿すことができる両面挿しというメリットがあります。
このType-Cのケーブルを有効的に活用して、PS5のコントローラーの寿命を延ばしていきましょう。
公式または高品質のType-Cケーブルの使用
充電ケーブルを使用する際は、公式のケーブル、またはSONYライセンス商品など、PS5で利用できるものを必ず選びましょう。
Type-Cケーブルといっても、充電専用のケーブルは利用できませんし、全てのType-Cケーブルがコントローラーの充電に利用できるわけではありません。
PlayStationサポートにも以下のように書かれています。
他のType-C to Type-AのUSBケーブル(「充電 / 同期」用または「充電 / データ」用)をお試しください。充電専用のケーブルは使用できません。
Type-C to Type-C USBケーブルをお試しください。USB規格に対応する充電器も使用できます
(すべてのUSB充電器がDualSense ワイヤレスコントローラーを充電できるとは限りませんのでご注意ください)。
PlayStationサポート
SONYライセンス商品のケーブルは以下になります。
予備として持っておくと、いざというときに便利です。

適切な電源を選ぶ
PS5のUSBポートから直接充電するか、コンセントで充電する場合は認証された充電器を使用してください。
高出力の充電器を使用する場合は、コントローラーがサポートしている出力を超えないように注意してください。
コンセントで充電する場合は、次に紹介する充電スタンドを利用するのが良いです。
充電スタンドを利用する
充電ケーブルを直接コントローラーに挿して充電すると、どうしても抜き挿しを繰り返すことになりますよね。
充電のために挿して、充電が完了すれば抜く。
特に頻繁にPS5で遊ぶ人は、充電も頻繁にすることになるので、抜き挿しも繰り返すことになります。
ただこれを繰り返していくと、ケーブルの異常やコントローラーの充電ポートの異常につながり、接触不良が発生する可能性が高まります。
そうならないために、「充電スタンド」でコントローラーを充電するのがおすすめ。

充電スタンドはその名の通り、コントローラーにケーブルを挿すのではなく、スタンドに置いて充電するので、充電ポートの抜き挿しは必要ありません。
そのため、接触不良で充電できないという問題を防げます。
コントローラー2台置けるスタンドであれば、片方のコントローラーの電池が切れたら充電して、もう片方を利用する、ということが可能になります。
特に頻繁にゲームをするユーザーにとっては必需品です。
長時間充電に関する懸念と対策
PS5のコントローラーを長時間充電する懸念と対策を解説します。
長時間充電は極力避けたほうが、コントローラーの寿命を伸ばすことにつながります。
懸念点
長時間にわたる充電は、バッテリーの劣化を早める可能性があります。
特に充電しながらゲームプレイをする場合。
これは、過充電がバッテリーにストレスをかけ、その寿命を縮めるためです。
対処方法
1:充電は必要なときのみ:フル充電になっているのに、ケーブルを挿してたままでゲームをするのは控えた方が良いです。充電は必要なときのみおこない、バッテリーへの負荷を減らしましょう。
2:充電管理機能の活用:コントローラーのフル充電は2.5時間〜3時間で完了するので、レストモードの給電を3時間に設定すると、3時間経てば自動的に充電がストップする機能を活用しましょう。また、充電スタンドは過充電防止機能が備わっているものが多いので、充電スタンドを活用して充電するのがおすすめです。
PS5 コントローラー充電のトラブルシューティング
PS5 コントローラーで発生する充電の問題には、修理に出す方法意外にも、自宅で簡単に試せる修理方法や、充電速度が遅い場合の対策があります。
また、以前私が試して充電できた応急措置についても解説します。
これらのステップを実行することで、問題を効果的に解決し、快適なゲームプレイを取り戻すことが可能になる場合があります。
自宅でできる簡単な修理方法
PS5の充電問題は、コントローラーのリセット、ケーブルやポートの確認、そして内部の清掃や接続確認を行うことで解決できる場合もあります。
リセット操作
コントローラーの背面にある小さなリセットボタンを、細い物(ピンや紙クリップなど)で軽く押してください。

これにより、コントローラーが初期状態にリセットされ、多くの一時的な問題が解決されることもあります。
ケーブルとポートの確認
異なるUSBケーブルを試したり、コントローラーの充電ポートを清掃したりして、接続問題が解決できるか試してみてください。
ケーブルやポートの汚れや損傷が原因で充電が適切に行われないことがよくあります。
自宅でできる応急措置
接触不良で充電できない場合、本来はUSBケーブルを替えたり、コントローラーの充電ポートを清掃、修理したり、充電スタンドや新しいコントローラーに買い替えたりするほうが良いです。
ただお金もかかりますし、修理に出した場合、コントローラーが一つしかないと、修理から戻ってくる間はゲームができないことが発生します。
以前、私が接触不良で充電ができなかった時、あることに気づいたので応急措置として共有したいと思います。
※あくまで私が試して充電できた方法なので、この方法で必ず充電できるようになるわけではありません。

①接触不良のため、普通にUSBケーブルを接続しても充電できない。

②ケーブルを押し、コネクタを少し上に傾けると充電できた。ただ、充電完了までこの状態を保っておくのは困難。

③ケーブルを挿す時に、コネクタを少し上に傾けて挿すと普通に充電できるようになった。
どのように接触すれば充電できるのかを探して、ケーブルを挿すと私は充電できるようになりました。
私の場合はケーブルのコネクタを上に傾けると充電できたので、「接触が上にズレている?」と仮定して、ケーブルを挿すときに、気持ち上に傾けて思い切り挿すと充電できました。
ただし、これは接触不良の根本的な解決にはなっていないので、本来は修理、もしくはケーブルやコントローラーを新しくする、充電スタンドを利用することをおすすめします。
コントローラー充電が遅い場合の解決策
PS5のコントローラーの充電はできるが、充電完了するまでが遅いという場合は、以下の対策ができているかを確認してみてください。
適切な充電環境を確保
コントローラーは適切な環境下で充電することが重要です。
直接PS5本体や公式の充電スタンドを使用し、高品質のUSBケーブルを利用することで、最適な充電速度を得ることができます。
ソフトウェアの更新を確認
PS5本体とコントローラーの両方で最新のファームウェアがインストールされていることを確認してください。
ソフトウェアの更新は、充電に関連する問題を解決することがあります。
外部の干渉を排除
他の電子機器からの干渉が充電速度に影響を与えることがあります。
コントローラーを他のデバイスから遠ざけて充電することで、干渉を最小限に抑えられます。
まとめ:PS5のコントローラーが充電できない!接触不良?
今回の記事では、PS5のコントローラーが充電できない問題を解決する方法を解説してきました。
PS5のコントローラーが充電できない問題の多くは、ケーブルのコネクタとコントローラーの充電ポートの接触不良によるものが多いです。
個人的には頻繁にPS5でゲームをして、充電を繰り返すのであれば、充電スタンドは必須だと思っています。
都度、コントローラーとUSBケーブルを抜き挿しして充電していると、遅かれ早かれ接触不良は発生するので、充電スタンドを利用してその問題をカバーするのが良いです。

今回の記事の重要ポイントをまとめます。
- 異なるUSBケーブル(充電ケーブル)を利用
※公式、もしくはライセンス商品推奨 - 充電スタンドの利用
- コントローラーのリセット
- ソフトウェアを最新にアップデート
- コントローラーの充電ポートの清掃
- コントローラーの買い替え
- レストモードで充電する際は「設定」を確認
- 修理に出す